ビットコインの時価総額は全体的に見れば上昇傾向にありますが、よくチャートを見ると急激な暴落が発生しているのがわかります。
暴落してもそのあとに高騰することもありますし、時間を掛けて再び上昇しています。下落の原因としては、現実通貨の流入に関するものと技術的な問題の不安などがあります。
現実通貨の流入としては中国の影響が大きく、中国政府による規制や中国人民元の対米ドル相場の変動などがビットコインの価値に対して大きく影響を及ぼします。
また技術的な不安としてもビットコインは懸念されるところで、これが下落の要因にもなっています。
特に先発の仮想通貨であるビットコインは暗号技術やブロックチェーンの分裂に技術的な不安要素があってその問題が取り上げられるたびに下落しています。ただ、そのような不安がある中でもビットコインは仮想通貨の市場では確固たる地位を築いており、トータルで見れば上昇しています。
しかし、いずれにしてもビットコインで投資をする場合には暴落する理由を理解することが重要であり、その暴落のタイミングでビットコインを購入するのが賢い投資方法といえます。
ビットコイン投資はチャートの変動を見て慎重な取引を
ビットコインにせよ株やFXにしてもチャートを見て取引を行うことになります。
チャートは客観的に値動きを知ることができるようにしたものであり、取引所であれば見ることができますし、無料でファイナンスの情報を提供しているサイトであっても見ることができます。
チャートによって相場が上昇基調にあるのか下落基調にあるのかを知ることができ、投資判断の材料とすることができます。ただビットコインの場合には株やFXとはまったく異なる動きをすることもあり、情報収集も欠かせません。
一方で仮想通貨の中にはビットコインのほかアルトコインやリップルコインといった後発の仮想通貨もあります。
ビットコインの強みはその時価総額の多さと取引所の豊富さなどですが、アルトコインやリップルコインでも取り扱う取引所が増えており仮想通貨投資での選択肢となっています。
またビットコインは必ずしも現実通貨だけが資金の入出の場ではなくアルトコインやリップルコインに交換されることがあります。
このためチャートでは、ビットコインだけでなくその他の仮想通貨との兼ね合いも見ながら慎重にトレードする必要があります。